今にも落ちてきそうな曇り空のある日。
久々に前の職場の人たちと再会をしてみた。
半年しか時間は経っていないはずなのに、
そこはもう完全な別空間だった。
時の流れって言うのは本当に早いものだなぁ。。。
前の職場は相変わらずの惨状だった。
まるで時が止まっているかのように変わらない日々。
同僚からこぼれ出る言葉は冗談のような現状で、
いつまでも終わりが見えない迷路に迷い込んでいるよう。
まさに生ける屍とはこのことだね。
世界的な不況に突入して仕事を辞めたことに、
少しは後悔も感じたりしていたけど、改めてやめてよかったなぁ。
なんて実感もしたりしていた。
稲毛を改めて振り返って見ると実に小さい街だった。
小さな街で小さな空間でいきがっていただけの1年半だったなぁ。
なんてなんとなく思った。
当時は大人でいたつもりだったけど、
実はそんなことなんて一切なかったと思う。
冷静に社会人一年目なんだからまだ何も知らないひよっこだったのが
現状で思い出せば死にたくなるような振る舞いもしていた気がする。
先輩達はくだらない人も多かったけど、
心から尊敬してやまない素敵な先輩も多くいたことを今更ながら認識。
とても優しく受け入れられていたんだなぁ。と。
今の自分もたいしたことないのだけど、それでも今ある自分は、
この街のおかげなんだろうなぁ。
自分を育ててくれた街。
とは、誰もが使うありきたりの言葉だけど、
それでも使わずにはいられない。
いままでどうもありがとう。
そしてこれからもたびたび思い出しに来るよ。
自分の独り立ちの原点の地に。
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